2013/02/28

はじめてのおつかい


そういえば、2月は28日まででしたね。忘れていました。。。

今日は朝一は濃霧で、霧が晴れた後はスカッと晴れて、
とても暖かい一日でした。


写真は霧が晴れだした時間帯。
平地(右側)から山のほう(左側)に向かって、
徐々に晴れ間が見えています。

いやぁ、小春日和ですね~(違うってば)


午前中は鶏舎の世話と、オータムポエムと紅菜苔の出荷準備、
あとオランダエンドウを植えてある畝に杭を立てました。
さらに網を張って、蔓を巻きつかせます(それはまた今度)
午後もその続き。


昨日の昼過ぎから今日の夕方頃まで、
お師匠さんの次男くんが帰ってきていたんですが、
(普段は寮にいてはります)

なかなか上達しないぼくの運転技術に業を煮やしたお師匠さんから、
「次男くんを駅まで送ってきて」との指令が。

いや、たしかに、車で町のほうに行ったりはしないけど、
それは別に用事がないからで、怖いわけではない(こともない?笑)

駅まで自動車で行くこと自体は別にいいんですが、
お師匠さんの息子さんを乗せる、というのが超緊張ものでした。。。

事故を起こすとは思わないけど、万が一ってありますからね。
(巻き込まれることもあるし)

まぁ、特に問題なく無事にお送りできたので、
帰りに自分へのご褒美にチョコレートを買ってあげましたとさ(笑)

2013/02/27

やわらか(くな)い体


今日は晴れ時々曇りで、けっこう暖かい一日でした。

午前中は、ナス/ピーマン用の苗土つくりと、
ホウレンソウの出荷準備など。

午後はサニーレタスの播種や育苗ハウスの整理など。


農業は体が資本。
怪我したり病気になったりしてしまうと、
作業の効率や進み具合に直接響いてきます。

いま毎朝1時間ほど、お師匠さんに教えてもらいながら
ヨガをしているのも、体に柔軟性をもたせたいから。
(めちゃくちゃかたいですねん。。。)

農業は特に、前傾姿勢での作業が多く、
体全体を使っているようで、負担や疲労が腰などに集中しやすい。

なので、腰や股関節、足は重点的にやっています。


ヨガの動きは普段することがないような動きが多いので、
最初の頃はぜんぜん型どおりにできなかったのですが、
毎日やり続けていくうちに、少しずつ柔らかくなってきた気がします。
(あくまで気がするだけ。笑)

実際に、当初はできなかった姿勢ができるようになったりしているので、
きっと本当に柔らかくなっているのでしょう。

・・・と言っても、ようやく人並みレベルくらいですが(苦笑)

2013/02/26

漫画とCMとお好み焼き


昨日は三宮での面接の後、三田の実家へ。

実家ではいつものごとく、漫画三昧でした(笑)

昼過ぎに実家を出て、用事を1件済ませて、丹波へ。

16時半頃にお師匠さんの家に戻ってきました。

三田での用事はいったん終わったので、
次に帰るのはいつになることやら。6月かな~。


いま、お師匠さんの家には
オーストラリア人男性とドイツ人女性がいて、
日本の料理に興味があるということで、
晩御飯はお好み焼き(広島風)教室(笑)

ぼくは我関せずだと思っていたら、結局僕も焼くことに(笑)
まぁ、それなりに。。。


お師匠さんの家で、たくさんの海外ウーファーと一緒になって、
日本の漫画が好きな人が多いんだなぁ、と実感。

あと、日本のCMが面白い(funny)みたい。

softbankとかファブリーズのCMとかが特に好きらしいです(笑)


なんだかんだで3日間連続で(作業を)休んでしまったので、
(しかも月曜日はかなり大変だったらしい。。。)
明日からまた気合入れていこうっと!

2013/02/25

ひさしぶりだけどみじかい


今日はぼくは作業なし。

朝食後すぐにお師匠さん家を出発して、三田へ。

用事を一件済ませた後、次は三ノ宮へ。

研修初日に役所に行って説明を聞いてきた
研修制度の面接へと行ってきました。

面接なんて、就職活動以来。
前職の面接を受けていた頃を思い出して、
感慨深くなったり(はしていませんが。笑)

面接は、面接官4人に対してこちらが1人で約10分間。
簡単なプロフィールや職歴や、農業を志した理由、
どのような農業をやりたいのか、といった内容を訊かれました。

2時間半ほどかけて神戸まで出てきて、面接わずか10分て(笑)
(通知書みたいなんに書いてあったから知ってたけど)

うーん。10分でどういうところを見ていたのかはわかりませんが、
特に問題のあるやり取りはなく、和やかに終わったハズ。

ただ一つ懸念点があるとすれば、
「農業の面接だし」ってことで普段着(といってもビジネスカジュアル)
でぼくは面接に行ったんですが、
すれ違った他の方々はスーツ姿だったこと。。。

もし受かっていなかったら、服装のせいだと思うことにしよう(笑)

結果がわかるのは3月中旬頃とのこと。

ご縁があったらいいな~

(ひさしぶりに都会に行ったけど、寄ったのはのはブックオフだけです。笑)

2013/02/24

植物も相性が大事


今日は一日雪でした。めっちゃ降りました。
鶏舎までの運転が怖かった~

そして、今日はオフの日でした。。。

これで3回連続、オフの日が雪です(苦笑)
毎回、練習畑で作業をしようと企んでいるのですが、
一向に進みません。。。

ということで、毎度のごとく、家にこもって読書。
これはこれでおもしろいからいいっちゃいいんですけどね~。


いま読んでいる本は「コンパニオンプランツ」について。

コンパニオンプランツとは、たぶん和製英語ですが、
一緒に育てると相乗効果がある作物の組み合わせのことです。

有機栽培では農薬を使わないので、
病害や虫害などを防ぐために、様々な対策が必要です。

一番大事なのは、おそらく、土をしっかりと作ること。
土壌に含まれる養分のバランスが崩れていると、
ウイルスやカビ、虫などに攻撃されやすくなってしまいます。

土壌分析は、ここでも役立つわけです。

つぎに、物理的対応。
これはたとえば、防虫ネットを張ったりすることです。

そして、コンパニオンプランツです。

たとえば、キャベツやブロッコリーは同じアブラナ科に属し、
モンシロチョウの幼虫であるアオムシの大好物。

ほんと、うんざりするくらい大発生するんですが、
アオムシが苦手なレタスを一緒に植えると、
モンシロチョウが寄ってこにくくなり、虫害が少なくなります。

ほかにも、病害を防ぎやすくなる組み合わせや、
互いに生育を促す組み合わせなどもあります。


組み合わせが大事、って人間もそうですよねぇ。
お互いにいい影響を与え合える関係もあれば、
お互いに悪い影響を与え合ってしまう関係も。

植物も同じ生物なんだなぁ。

2013/02/23

肥料と値段と農業


今日は、朝一に雪が降り始めてやきもきしましたが、
作業を始めた頃には止んできて、
日中は気持ちよい晴れ間ものぞく一日でした。

午前中は、数日前に刈り取ってきたススキを
粉砕機(?)みたいなやつで粉々に。
これとぼかし肥料を混ぜて、苗用の土を作るらしいです。

その後は、畑の溝掘りと、堆肥・ぼかし肥料・ミネラル肥料撒き。

有機栽培では(化学肥料や農薬を使う場合もそうかもしれませんが)
堆肥やミネラル肥料の種類が大量にあります。

N,P,K,Ca,Mg,Mn,Feなどなど、植物の生長に必要な成分が、
畑にどれだけ含まれているか、
育てる作物が各成分をどのタイミングでどのくらい必要とするか、
などの要素を考慮して、
どの肥料を使うかを考えていくわけですが、
特にミネラル肥料なんかは、高いのが多いんですよね~。

なかには鶏糞肥料しか使っていない、
なんて農家さんもいらっしゃるのですが、
きっとそれには、上記の要素もいい配分で含まれているんだろうなぁ。

いい肥料をいい値段で手に入れる、ってのも大事だなぁ。

2013/02/22

軽トラ、ミニバン、トラクタ


今日は晴れ時々曇り。
銀世界の景色も良いけど、
山、森、畑、日本家屋、
やっぱり、晴れたときの気持ちよさは格別です。

午前中はビニールハウスの補修と、
畑への堆肥・ぼかし肥料・ミネラル肥料撒き。
午後は土壌分析。これで3日連続の土壌分析。
この3日間で11ヵ所の分析をしました。

堆肥を撒く際には、またトラクタを運転。


これがお師匠さんのトラクタ。
かなり古いモデルです。


そうそう、3日前に、
「ギアチェンジで左肩を痛めた」と書いたところ、
facebook上で前職で一緒だった方から、
「ギアチェンジは手首の返しだ!」
とのアドバイスをいただきました。

実践してみたところ、たしかに肩に負担がない!
まだサードからセカンドへの切り替えがぎこちないですが、
これで左肩の痛みとオサラバできそうです。
ありがとうございます◎


鶏舎の入り口へと入っていく道は、狭くて急な下り坂なので、
これまでぼくは、上の道に車を停めて、荷物を運んでいました。

・・・が、今日初めて、バックで降りるのにチャレンジ。
バックの感覚はだいぶつかめていた感触はあったので、
なんとか無事に下ることができました。

でも、やっぱりミニバンが軽トラよりも難しい。。。
クラッチの息継ぎが難しいだけじゃなくて、
視界が良くないんですよね~(というか、軽トラが後ろを見やすい)

2013/02/21

農業研修生が考えるTPP


今日は曇り時々雪の寒い一日。

午前中はニンジン・ミズナ・ホウレンソウの収穫と出荷準備。
午後は土壌分析をしました。


新聞やニュースの報道を見て、僕が勝手に感じている印象なんですが、
どうやらTPPに参加するような気配ですねぇ。
交渉だけじゃなく、枠組みそのものに。

TPPといえば、なぜか農業の問題が取り上げられることが多いですが、
そもそもTPPは農業だけに関する協定ではなく、
工業はもちろん、金融や環境、労働などなど幅広いことについて
取り決めるものです。

トータルで考えたときに、日本にとってプラスとは、
ぼくには思えません。。。
(国民皆保険制度や、様々な安全基準などが撤廃させられるかも)


トータルで考えなくても、農業についてだけでも同様です。

政府は「競争力のある農業」みたいなことを掲げているようですが、
はっきり言って、幻想です。

「競争力のある農業=輸出して稼げる農業」、
ということだと思いますが、
そのような規模や力を持っている農業主体は、
日本全国の1%にも満たないでしょう。

また、市場もきわめて限定的です。
(アメリカとかシンガポール、オーストラリアの富裕層?)

一方、ほかの国から安い農産物が輸入されてきます。
そうなることで、日本の農家が価格競争により疲弊し、
ますます国内自給率が下がってしまい、
いずれ来るであろう世界的食糧不足の際に、
日本は輸入先を失い、飢えていくことになりかねません。

また、海外から農産物を輸入することになれば、
その輸送にかかるエネルギー(化石燃料)も余分に消費されますし、
相手国の産業構造を壊しかねません。
(発展途上国に輸入用農産物を作らせることで、
 経済が発展しない状況に陥らせるのは先進国の常套手段)


「輸出できる農業」を目指す前に、
「自給できる農業」を目指すべきだと思うのですが、
なんでそうならないのかなぁ。ふしぎ。
(世界の農業輸出大国は自給率も高いのです)


まぁ、TPPへの参加、というのが、
ぼくの杞憂ならいいんですけどねぇ。。。

2013/02/20

ホウレンソウと太陽の味わい



今日は一日、曇り時々晴れ。

太陽が出ているときと隠れているときとで、
体感温度の差がかなりあります。

太陽ってほんまにすごいんやなぁ(小学生か)

いや、でも、ほんと、東京で働いていたときは、
冬場は太陽が出る前に出社して(笑)、太陽が沈んだ後に退社して、
というサイクルだったので、
太陽の力を感じられる生活はかなり気持ちいいなぁ。
(って、朝早く出社していたのは僕の勝手ですが。笑)


午前中は、ニンジン・キャベツ・ミズナ・縮れホウレンソウの収穫。

ニンジン、キャベツ、ミズナは残りわずか。
縮れホウレンソウは今日から収穫を始めたので、比較的余裕があります。

これまで収穫していたホウレンソウは、
ハウスで育てた普通のホウレンソウだったので、
露地で育てた縮れホウレンソウは初めて。


こんな感じで育っているのを収穫していきます。

ホウレンソウは茎が折れやすいので、
収穫する際や袋詰めする際に気を遣います。

幾度となく降り積もった雪ノ下で育ってきているので、
きっと旨みが凝縮されて美味しいはず!

ということで、収穫しているときに折れてしまったホウレンソウを、
畑でそのままかじってみました。

TVでよくあるような
「あっま~い!」って感じではありませんでしたが、
ホウレンソウ独特の苦味が控えめながらも上品にあり、
そこに旨みがのっていて、めっちゃ美味しい◎

収穫したての一番美味しい野菜を食べられるのは、農家の特権です(笑)

2013/02/19

ギアチェンジと左肩


今日はずっと曇り時々小雨な一日でした。

午前中は、トマト・ナス/ピーマン・ウリ用の
播種ポットの土を作りました。

赤土、堆肥、バーミキュライト、ピートモス、牡蠣殻石灰を
それぞれ配合を変えて3種類。

その後は続けて鶏の飼料も。

1回に大量に作るので、人力でかき混ぜるのではなく、
直径1.5mほどの攪拌機を使っています。

午後は、畑にぼかし肥料を撒いたのと、
土壌分析用の土を採取して、畝の面積を測って。


これまで、自動車教習所時代にしか運転していなかったのに、
ここ1ヶ月で軽トラ&ミニバンを運転しまくっているせいか、
左肩の内側がやや痛んでいます。

いままで使っていなかった筋肉という理由もあるんやろけど、
きっと、ギアをかえるときに、変な力が入っているんだろうなぁ。
(っていうか、ずっとか)

運転はボチボチ慣れてきました。
バックはだいぶマシになった気がするけど、
クラッチの息継ぎが難しいミニバンでの坂道発進は、
まだまだうまくできません。

高速を使えば約1時間ほどの実家まで
運転して帰れる日はいつになることやら。。。笑

2013/02/18

抽象的なことを伝える、英語で


今日は一日中雨でした。

午前中はいつもの鶏舎の世話と、菊菜の収穫。
そして家に戻って、出荷準備(野菜の梱包)を。

午後は、トマト・キャベツ・ピーマン・ウリの苗床に使う土の
土壌分析をしました。
(微妙に配合が違うらしく、4つそれぞれを分析)

今日の土壌分析は大変でした。。。

普段は作業の効率と時間の関係で、
一度に2ヵ所分の土壌分析しかしないのですが、今日は4つ。

って、それはたいした問題じゃなくて、
大変だったのはウーファーに教えながらの分析だったことです。

いまお師匠さんの家にwwoofできているオーストラリア人男性が、
いろいろなことに興味を示してはって、
土壌分析も是非やってみたいと。

というわけで、ぼくがやりながら教えることに。

・・・もちろん、英語で。。。


研修に来てから約40日。

すでに12人の外国人ウーファーと一緒になったので、
英語を一度も使ってこなかった研修以前と比べて、
英語への抵抗感は下がってきましたが(チョットね。チョット)

作業の手順はあやふやな英語と身振り手振りで何とか伝えられますが、
作業の目的や意味など、抽象的なことは説明が難しく、
大切なことを伝えられないもどかしさを感じています。。。

とはいえ、英語の研修に来たわけではないので、
英語の勉強をする気にもなれないし、
あ、でも、いずれ自分でwwoofのホストをやるんだとしたら、
英語は喋れるようになったほうがええんやろか、
とか思わないこともないこともないような気がするしなぁ(ぶつぶつ)

2013/02/17

竹でアーチを掛ける夢


昨日からの雪が夜も続いて、朝起きたら銀世界。
今日は雪は降らなかったのですが、
曇りでかつ気温が低く、なかなか雪が解けませんでした。

午前中はいつもの鶏舎の世話と、土壌分析用の土壌採取。

その後は、午後にかけて、以前伐採して割っておいた竹を、
炎であぶって曲げて、畝に掛けるトンネル用のアーチを作りました。


こんな感じ。

真ん中下に置いてあるのが割ってある竹で、
右側のドラム缶で火をおこして、竹を曲げながら炎であぶります。

そうすると、だんだん竹が柔らかくなってきて、
曲がった形を覚えてくれます。

そして、左側に並んでいるのが完成品。

だいたい85本くらい作りました。


これまでに何度か、
購入するのではなく、もらったり自然の物を使うことで、
必要な資材を調達することが大事だなぁ、
って書いてきました。

今回、竹でトンネル用のアーチを作ったのはまさにこれなんですが、
(買うと1本100円くらいします)

なかなか労力も時間もかかりますねぇ。

金銭的負担と、労力・時間を天秤に掛けて、どちらを選択するか。

また、もらったり自然の物を使ったりすることは、
環境への負担も低い(一般的に)ので、
そこも考えたいところです(ぼくは)。

まぁ、緊急性や重要性とかを考慮しつつ、
都度判断していくしかないんでしょうね。
(とか当たり障りないこと言ってお茶を濁すか。。。)

2013/02/16

小心者の小冒険


今日は雪が降って、少し晴れてはまた雪が降って、
という一日でした。

オフの日だったので、練習畑で作業をしたかったんですが、
残念ながらできず。
家にこもって本を読んでいました。

昼過ぎに、少し晴れ間が見えた時間を見計らって、
軽トラで車で10分弱のところにあるホームセンタへ。

研修に来てから1ヶ月以上経って、
運転にも少しは慣れてきましたが、
普段運転するのは、ほとんどが畑の間とか。

今日は国道に出て、お店に行って、
駐車場に停めて、お店とは反対側の車線に戻って、
という道のりだったので、いつもよりも緊張しました。。。
(そういや、ひとりでガソリンスタンドに行ったのも初めてか)

普段は対向車も後続車もほとんどいないのでマシですが、
ぼくは基本、気が弱いので(いや、ほんとに)、

交通量の多い道で、すぐ後ろに車をつけられると、
「もっとスピード上げなきゃあかんかな」というプレッシャを
勝手に感じてしまいます。。。(苦笑)

(法定速度ちょうどくらいで走っているので、
 イラつかれる道理はないんですが)

あぁ、怖かった。。。

鉄の心臓がほしいなぁ(って思ってませんけど。笑)

2013/02/15

鶏もヨーグルトがお好き


今日は一日中小雨が降っていました。

午前中は堆肥の袋詰めとヨーグルトを取りに。
午後はぼかし肥料を作りました。
夕方は久しぶりに土壌分析を。


ヨーグルトは、車で30分ほどのところにある酪農センターまでいって、
賞味期限切れのものを20リットルの缶で毎週3,4本もらっています。

ヨーグルトは、鶏のエサにしたり、畑にまいたり。

鶏もヨーグルトが大好きで、
部屋の中に置いた途端、文字通り飛んできます(笑)

これが、ヨーグルトを置いた直後の写真。
大量の鶏が群がっています。



こういうヨーグルトもそうですし、
去年wwoofで訪れた農家さんの中には、
豆腐を作るときに出るおからや、醤油の絞り粕、
昆虫ショップから出る虫糞を引き取ってくるなど、

そのお店にとってはゴミにしかならないものを、
ただでもらって来てはる方がたくさんいらっしゃいました。

こういう工夫というか、つながりというか、発想というか。
大切だよなぁ。

2013/02/14

牛糞堆肥、5000円


今日はずっと晴れて、過ごしやすい一日でした。
が、ちょっとした失敗を2つほどやらかして、気分はややへこみ。

午前中は、鶏舎の世話。午後は出荷準備を。

朝、鶏舎の世話が終わった後は、
練習畑で拾い集めて袋に詰めていた大量の石を、
家の前に持って行って地面に撒いたり、
以前、刈っておいた草を一箇所に集めたりしていました。

というのも、練習畑用に購入した1.5トンの牛糞堆肥が、
11時頃に届く予定だったからです。

で、届いた堆肥がこれです。


発酵して完熟状態なので、においはほとんどありません。

畑の状況上、想定していた場所にトラックが入ってくれなかったので、
よく見るとネギが埋もれそうになっています(笑)

この堆肥は、町内の堆肥センタで作っているもので、
トラック一台分(1.5トン)持ってきてもらって、5145円(税込み)。

いまは研修中で、勉強代と思っているので、
そんなに金額は気にはなりませんが、
実際に農業で5千円を稼ごうと思ったらとっても大変。

いかに安く資材を手に入れるかは、かなり重要だなぁ。

2013/02/13

ネギの生命力ってすごい


今日も曇り時々晴れな一日。

朝食後に、オーストリア3人組が出発しました。
彼らは1週間のショートステイだったので、あっという間でした。

日本語も上手だし、話も興味深かったし、面白かったなぁ。


午前中は中葉菊菜・キャベツの収穫と堆肥撒きを少し。
今日はトラクタには乗りませんでした(笑)
夕方はひさびさに雨が降らなかったので、練習畑の石拾いも少し。

午後は、ハウスのネギをほかの畑へと移植するための準備。

まずは全部採りつくして、

こんな感じのネギを、


こんな感じにします。


葉っぱどころか根っこまで切っても大丈夫なんて、
ネギの生命力ってすごいんですねぇ。

ちなみに、葉っぱを切っているのは、倒れにくくするためで、
このネギは食用ではなく、自家採種用なので、
葉っぱを全部残しておく必要はないのです。

お師匠さんのところでは、ネギ・サトイモ・にんにくだけは、
種を買っているとコストが合わないので自家採種されているとのこと。
(サトイモは採種じゃないけど)

ネギの花ってどんななんかな~

2013/02/12

公の舞台にデビュー


今日は曇り時々晴れな一日。
曇っているときは寒いけど、
晴れているときに太陽の暖かさ、有り難味が感じられます。

午前中はターサイ、ミズナ、ニンジン、キャベツの収穫。

今日も朝一は土が凍っていたので収穫ができず、
溶けるまではほかの作業をしていました。

オーストリア3人組の女性2人は、
奥さんと一緒に切り干し大根を作っていました。


一部悪くなっている大根が食べきれないほどあるので、
切り干し大根にしています。

でも、一度に干せる量に限りがあるので、
そんなにたくさんは作れないんですよね~。


午後は、昨日に続いてまたトラクタを運転しました。

畑の中を運転して堆肥を運ぶ作業は昨日と同じ。

そしてなんと、お師匠さんから
「家まで運転して帰って」と無茶振り!

トラクタ運転2日目にして公道デビューを果たしました(笑)

フルスピードでも15キロくらいしかたぶん出ていないので、
かな~りゆっくりですが、それでもやっぱり怖い。。。

普段は軽トラにしか乗っていないから、
長さや幅が大きい車は感覚がつかみにくいです。。。
(民家の塀を破壊してしまいやしないかとヒヤヒヤ。苦笑)

2013/02/11

悩ましげな初体験


今日は小雪が降ったり、ちょっと晴れたりな一日。

晴れて「よっしゃやるぞ!」と思ったら雪が降って、
出鼻をくじかれる、というのが幾度か。。。

今日は菊菜・オータムポエム・紅菜苔・菜の花の収穫を。

この4野菜は、一株丸ごと収穫するのではなく、
つぼみが出ている茎を摘み取って収穫するので、
なかなか重さがたまりません。

今日は量が多かったので1時間くらい雨の中で収穫し続けていたので、
最後のほうは手がかじかんで握力がなく、折るのに難儀しました。。。


午後は畑に堆肥・ぼかし肥料・ミネラル肥料を撒きました。

その過程で、お師匠さんのトラクタに乗せていただきました。

トラクタを運転するのは始めて。

感想を一言で言うと、、、

「怖かったぁ」

です(笑)

運転に慣れないし、馬力は強いので、
何かが起こったときの被害も大きくなりかねません。

さっそく、ネットを張るための杭を倒してしまいました。。。
(まぁそれくらいで済んでよかったけど)

じぶんで農業をしていくにあたって、
使わずに済ますのはとても難しいのですが、
できればなるべくお世話になりたくないなぁ。

かといって全部人力では埒が明かないだろうけど。

う~ん、悩ましいです。

2013/02/10

生命の目覚めるとき


今日は雪は降らなかったけれど、かなり寒い一日でした。
指が凍るかと思った。。。


ぼくが研修に来る前から2ヶ月滞在していたウーファーが
昨日の朝、台湾へと帰りはりました。
なんか、変な感じ(ってこともないけど。(じゃあ書くな))


午前中はターサイ、ニンジン、キャベツ、ミズナの収穫。
朝一にニンジンの畑に行ったら、土がカチカチで収穫できず。

仕方がないのでほかの畑に行って、時間を置いてまた行って。


午後は、ピーマンとトウガラシの播種をしました。

お師匠さんの播種の流れはこんな感じ
1.種を7~8時間水に漬ける
2.種を7~8時間乾かす
3.土をトレイ型ポットに詰める
4.種をトレイ型ポットに植える
5.乾いた土をふりかける
6.水をかける
7.新聞紙をかぶせる
8.水をかける
9.空のトレイを上からかぶせる

種から生命が目覚める発芽は、
一番といっていいほどデリケートなところなので、
気を遣うべきポイントがたくさんあって大変です。

2013/02/09

アイディアを知っておく


今日は小雪の後曇りという、どんよりとした一日。

いつもの鶏舎の世話やぼかし肥料つくり、
トラクタの刃の取替えをしました。


写真はオーストリアの3人組in鶏舎。

夕方は練習畑の石拾いもしました。


作業を終えて家に戻った後、
お師匠さんがアメリカに行ったときに滞在されていた農場で、
撮ってきはった映像を見せていただきました。

有機農業といえど、やはり日本の農家とは違って規模が大きく、
いかに効率的に作業を進めていくかについて、
日本の農家よりもだいぶ考えられているな、
という印象を受けました。

規模が大きいということは、
それだけ播種量も増えるし、収穫量も増えるし、
雑草の量も、撒く肥料の量も増えます。
もちろん、それだけ時間もかかるわけです。

その「問題」を乗り越えるために、
トラクタや道具などがとても考えられています。

日本のトラクタや道具よりも、
構造がシンプルで、動きに無駄がなく、効率的かつ効果的。

そのまま日本に取り入れられない点もあるのだと思いますが、
考え方は参考になるなぁ、と。

今後、自分でやっていて、何か「壁」に当たったとき、
こういう考え方を知っているかいないかで、
自分で出せるアイディアも違ってくる(はず)。

2013/02/08

物欲?とのたたかい


今日は一日中、雪が降ったり止んだりでした。

お師匠さんが朝から会議に出席するために神戸まで出かけて、
今日はオフの日だったので、練習畑の溝掘りや石拾いなどを
ひとりでガッツリやろうと思っていたのですが、
残念ながらあんまりできず。。。泣

やっぱり農業は天候に左右されてしまいますね~◎


ぼくは小さい頃から本を読むのが好きで、
小説からノンフィクション、専門書、新書などなど、
ジャンルも割りと幅広く手をつけます。
(内容はぜんぜん覚えていませんが。笑)

いぜん働いていた会社では、
新しい分野のプロジェクトに入ったときには、
その分野に関する本を10冊くらい読んで、
偏りのない知識を頭に叩き込むことが大事、
と教えられましたが、

そう言われるまでもなく、興味ある分野の本は、
面白そうだと思ったら何冊でも買ってしまい、
大学時代・社会人時代とも、本代に一番お金を使っています(笑)

農業に関しても当たり前と言うか、
生業にするつもりなのでより拍車がかかっていて、

研修生活を始めてからも、
お師匠さんの家にある本をパラパラとめくっては、
面白そう・役立ちそうと思った本を、
次々とamazonで買っちゃってます。。。

ちょっと自重しないと(できへんけど。笑)

2013/02/07

グローバルコミュニケーション


今日は午前中は気持ちの良い晴れでしたが、
だんだん曇ってくる一日。

今日はオータムポエム・紅菜苔・菜の花
ニンジン・ターサイ・大根の収穫を。

大根はもうほとんど終わりかな。

そうそう、いま採っているのは聖護院大根という丸い大根で、
食べたことがないから食べてみたいなぁ、
って数日前に書きましたが、食べさせてもらいました。

めっちゃ甘くて美味しかったです◎

紅菜苔はこんな感じ。


ごま油で和えて食べると美味しいです。


5日に台湾家族3人が帰ってほっとしたのも束の間、
今日の昼過ぎに、オーストリアの3人組がやってきました。

カップルと女友達1人という組み合わせで、
3人ともオーストリアの大学で日本について勉強していて、
カップルは日本語がかなり上手。発音もきれい。
もうひとりも簡単な日本語なら通じます。

お師匠さんの家の中は、日本語、英語、北京語、広東語、ドイツ語
の5カ国が飛び交う状況に。
えっと、ここは、どこやったかなぁ?笑

2013/02/06

土壌分析による問題解決


今日はしとしとと雨が降ったりやんだりな一日でした。


午前中は鶏舎の世話と、菊菜、ほうれん草、キャベツの収穫。
そして、ぼかし肥料つくり。

午後は土壌分析を。

そうそう、練習畑の土壌分析もしました。


「課題=理想-現状」

つまり、課題・問題とは、理想とする状態と現状との差分。

この問題解決の定義は、
大学生のときにNPO法人で活動していた頃から、
幾度となく目に・耳に・口にしてきたものです。

そして、もちろん、農業にもあてはまります。

地球上には多種多様な作物がありますが、
それぞれの作物にとって、最適な環境は異なります。

その「理想の環境」と現在の環境の差分を認識し、
それを埋めるための手段を講じる。

ここで、土壌分析の出番です。

土壌分析とは、つまりは、作物の「現在の環境」を調べること。

土壌分析によって算出された「現在の環境」と
栽培している作物の「理想の環境」の差分を割り出し、
その差分を埋めるために必要な肥料などを設計するのです。

とまぁ、考え方だけ書けばこうなんですが、
実際は考慮すべきパラメータがたくさんあって、
肥料設計はめっちゃ難しい。。。

面白いけど(笑)

2013/02/05

もらえそうな男



今日は数日ぶりに少し肌寒い一日でした。


今朝、台湾家族3人が帰りはったので、6人に。

午前中は鶏舎の世話。大根・ニンジン・ターサイの収穫。

午後は、竹を使って畝にかけるトンネルの支柱を作る、
ということだったので、
直径2cmくらいの竹を使うのかなぁ、って思っていたら、
なんと、家の奥の山にある直径10cm、長さ10mくらいの竹を
割って使うと。。。

ほんまにちゃんとできるんかなぁ、と不安でしたが、
いろいろ試行錯誤した結果、諦めはって資材を買うことに(笑)


農家をやっていると、買わずに必要なものを調達する、
ということがとても重要です。
(まぁ別に農家だけではありませんが)

山に大量にある竹や落ち葉、折れ枝などを使ったり、
もう使わなくなった人からもらったり、
別のものを転用してみたり。

熊本の農家さんのところにWWOOFでお世話になっていたときに、
「いろいろもらえそうだね」という、
よくわからない(笑)評価をしてもらったのですが、

実際に、ひょんなご縁で、大豆、堆肥、草刈機、スコップ、
クワ、三角クワ、支柱、ネットなどをいただいてしまいました。

そういえば、いま使っているPCは、
SONYのvaioの2年ほど前の型(薄くて軽いタイプ)ですが、
これも去年の暮れに友人からもらったものです。
(あ、正確には、野菜払いやったっけ。笑)

お師匠さんの昔の研修生には、
地元で農家を引退される方から家や畑、機材などなどを
格安で譲り受けた方もいはるそうで、

ぼくもそこまでとは言わなくても、
これからもいいご縁に恵まれたらいいなぁ。

2013/02/04

農家研修生の平凡な一日(冬)


今日は曇り時々雨な一日でした。

今朝は菊菜、ほうれん草、チンゲンサイ、大根の収穫を。
菊菜が大きく(30cmくらい)なって、収穫しやすいサイズです。
(上から20cm分くらいを収穫します)
チンゲンサイはこれで終わり。

午後はウーファーの力を貸していただいて、
練習畑の柵の強化が完了しました◎



いまは冬なのでやらなくてはいけないことがそこまで多くなく、
一日のスケジュールは結構ゆとりがあります。

お師匠さんの家の一日のスケジュールは大体こんな感じ。

07:30-08:00 朝食
08:00-12:00 午前の作業
12:00-14:00 昼食・昼休憩
14:00-16:00 午後の作業
16:00-18:00 自由時間
18:00-19:00 夕食(時間はまちまち)
19:00-22:00 自由時間
22:00    大部屋の消灯

ぼくは朝6時~7時に、お師匠さんと一緒にヨガをやっています。
(なんとお師匠さんはヨガを教えられるのです!)

WWOOFの基準が1日6時間労働なので上記のような感じですが、
ぼくは2月に入ってからは16時以降も暗くなるまで、
練習畑で作業をするようにしています。

自由時間は、農業書を読んだり、PC作業をしたり、談笑したり。
インターネットは夜中の1時間(以下)だけにしています。

22時の大部屋消灯後も、ダイニングで本を読んだり、
お師匠さん夫婦と談笑したり。

やや体力が余っている感はありますが、元気にやっています。

2013/02/03

カレンダー星の下


今日~もいい天気~。
(ちょうどサザエさんのオープニングテーマが流れました。笑)

今朝はいつもの鶏舎の世話の後、
大根、ターサイ、ニンジンの収穫。

大根は普通の長いタイプではなく、
太くて短くて丸っこいタイプのやつを収穫しました。

味は違うのでしょうか。食べ比べてみたいなぁ。
大きくなりすぎて割れちゃってるやつもあったので、
きっと自家用で食べるはず(笑)
楽しみにしてようっと◎

午後は練習畑の草刈り、石拾い、柵の強化を。



お師匠さんの家にはいま、お師匠さん夫婦、
ウーファー5人、ぼく、の8人います。
そして週末、息子さんが寮から帰ってきはって9人。

さらに、今日からもうひとりウーファーが増えました(笑)

お師匠さん夫婦から、
「今日からくるウーファーは、香港の女性で、
 12時過ぎに最寄り駅に来る」
と言うことを訊いていたのですが、

なんとなく気になってメールを確認してみると、
なんとウーファーは男性で、
時間について連絡をしていませんでした。。。

慌てて奥さんに伝えて、ウーファーに時間を連絡して、
部屋割りを考えて、、、

ってやっていると、
ウーファーのスケジュール調整をお願いされてしまいました(笑)

前職時代、研修のスケジュール調整業務を担当していて、
頭も心も体もめちゃくちゃ苦しみましたが、
まさか農業の研修でもスケジュール調整担当になろうとは!

そういう星の下に生まれたんやろか(笑)

2013/02/02

上達の本質は実践


今日は蒸し暑い一日でした。
いつもはヒートテック、冬用シャツ、ジャンパーの3枚ですが、
今日はヒートテック1枚でもいいくらい(笑)

午前中はいつもの鶏舎の世話と、育苗ハウスの整備を。


WWOOFでさすらいながら研修先を探しているとき、
こういうところで研修させていただきたいなぁ、
とおぼろげに考えていたことが3つあって、

1つ目は、有機無農薬で少量多品目栽培(米、野菜)の農家さん
2つ目は、土壌分析を取り入れてはる農家さん

そして3つ目が、
ずっとお師匠さんの畑で一緒に作業をするのではなく、
自分用の畑で栽培の練習をさせてもらえるところ
でした。

別に農業に限らず、何かを学ぶときには、
本を読んだり話を聞いたりするだけでなく、
熟練者を見るだけでなく、

自分で実践することが一番重要だと思います。

さらに言えば、
実際と同じ状況で、熟練者のアドバイスをもらえる環境で、
失敗をする。そして、問題点と改善策を実践すること。

このプロセスを経験しているとしていないとでは、
実際に自分で始めるときの理解度やスムーズさが、
格段に違うと思うのです。



で、これがお師匠さんが練習用に借りてくださっている畑。

ずっと使われていなかったようで、鹿のフンと石だらけ(笑)

夏野菜の栽培に向けて、ウーファーの力もお借りしながら
石拾い、柵の設置、土壌分析、溝掘りを進めています。

さぁ、何をどれくらい作ろうかなぁ◎
リクエストありますか??笑

2013/02/01

有機農業のメリット


今日も気持ちの良い天気で、
冬用の服装で作業をしていると暑くなるくらいでした。

いつも通り鶏舎の世話や水遣りなどをしてから、
キャベツ畑の畝の肩にぼかし肥料を撒きました。


ぼかし肥料は堆肥と違って、即効性のある肥料です。

窒素やリン、カリなどの植物が生育するために必要な要素を、
化学肥料はそのままに近い形で供給しますが、
ぼかし肥料は、アミノ酸の形で植物に吸収されるので、
植物が体内でアミノ酸を合成する手間を省き、
浮いたエネルギィを生育にまわせる(らしい)のです。

なんとなく良さそうとか、環境に良いとか、
そういった理由だけじゃなくて、
有機栽培は作物にとっても良いんだなぁ。


午後はお師匠さんが出かけられたので、またもやまとめ役。

まぁ、数時間だけなので特に問題も負担もなく。


さて、今日から2月。
ちょっとギアをあげていこうっと!